上海で見つけたお茶用のボトルです。
上部に茶漉しがついているので、そのまま飲めて便利です。
ガラスの二重構造になっていて、お湯が入るのは内側なので、持っても熱くないという工夫がされています。縫製のテキトーなカバーもついています。
レトロな感じがなんともかわいくて、最近は会社で毎日使っています。
ふたがあるので会社の机でも安心です。

いつでもどこでもお茶を
中国人は本当にお茶をよく飲みますよね。
空港の待合室に無料でお湯の出る蛇口があり、次々人が訪れてはマイボトルにお湯を注いでいました。
マイボトルと茶葉さえ持参すれば、いつでも無料でお茶が飲める、さすが中国人はお財布のひもがしっかりしているなと最初は思っていたのですが、そういうことでもない気がしてきました。
冷たいペットボトルのお茶が好きではない
中国人は冷たいお茶を飲む習慣がなさそうです。お弁当も冷たいものを嫌がるそうですよね。
ペットボトルのお茶を買うという習慣がない
中華圏でペットボトルのお茶を買うと、甘くてびっくりすることがあります。
あくまでもいつもの甘くないお茶は温かいものを飲む、ペットボトルの冷たいお茶は甘い別物という感じでしょうか。
ペットボトルのお茶より慣れたマイお茶のほうがおいしい
それはそうですよね。また、慣れたいつものお茶が安心。
中国のお茶の飲み方は違う
日本にこういうお湯の蛇口があったらみんな使うのでしょうか。使わないような気がします。
そもそもの、中国の日常のお茶の飲み方が違います。
中国では茶葉の入ったポットにお湯を注いだあと、一気に茶碗に注いでしまうのではなく、
ためたまま少しずつ飲みます。もし濃くなったらお湯を注いで薄めます。
しかも、飲み終えたらまたお湯を注いで、何煎も飲みます。
もしくは、急須やポットを使わず、マグカップのようなものに直接茶葉をお茶を入れて、
茶葉が開いてきたらフーフーして葉をよけながら飲みます。
だから、マイボトルに茶葉を入れておけば、お湯さえあれば出先でも飲めてしまいます。
※日常のお茶の場合です。
小さな急須に小さな茶碗を使う茶芸はまた別の話です。
でも日本では緑茶の入った急須にはお湯をためっぱなしにせず、茶碗に出し切って飲みますよね。
ためっぱなしだとどんどん濃く苦くなってしまいます。
お茶について考えるといろいろ楽しいですね。
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