そうめん2022年夏

おいしいもの

同僚がそうめんブームのようで、ちょくちょくそうめんの話題をふってきます。
今までの人生で、こんなにそうめんの話ばかりしたことはなかったかもしれません。笑
今年の夏、そうめんについて知ったことをまとめました。

そうめんとひやむぎの違い

子どもの頃は、そうめんは細いほう、ひやむぎは太いほう、と区別していましたが、
製法が違うと知ったのはわりと最近のことです。

そうめんひやむぎ
製法生地に油を塗ってのばす生地を切る

「手延べそうめん」というくらいで、そうめんは延ばすものなんですね。
確かにのばしたそうめんを、屋外で干しているシーンを目にしたことがありました。
一方ひやむぎは、生地を切るので、うどんに近いですね。

そうめんブランド

そうめんはみなさんご存じ「揖保乃糸」(兵庫)がスタンダートと思いきや、
香川出身の夫と結婚してから「島の光」(香川・小豆島)を知りました。
「三輪そうめん」「五島手延べそうめん」、見渡すといろいろなそうめんがあります。

そうめんグレード

そして、そうめんには新物と古物(ひねもの)があるんですね!
「島の光」から送られてきたカタログを眺めていると、なんと古物のほうが値段が高くてびっくり。
熟成期間が長くなるとコシが強くなり一層おいしくなるのだそう。
そうめんを束ねているテープも、赤いものや黒いもの、いろいろありますが、
グレードによって変えているようです。

そうめんメーカー?

「揖保乃糸」は(株)揖保乃糸、「島の光」は(株)島の光? と思いきや、
こちらは会社名ではなくブランド名だったということもわかりました。
三大そうめんについて調べてみました。

三大そうめんブランド名ウェブサイト
播州そうめん揖保乃糸兵庫県手延素麺協同組合https://g.co/kgs/HqbkZb
三輪そうめん三輪素麺奈良県三輪素麺工業協同組合https://www.miwa-somen.jp/
小豆島そうめん島の光小豆島手延素麺協同組合https://www.shimanohikari.or.jp/

食べ方もいろいろ

そうめんはどうやって食べますか?
もりそばのように、つけ汁を用意して、ちょいとつけてつるつると食べる。
薬味はねぎかしょうが、みょうがや大葉やかいわれを加えたら豪華なほう?
どうしてもたんぱく質が不足がちになるし、
これだけだと、夏休みに「そうめんはもう飽きた!」と子供からブーイングを浴びるわけです。

一方、そうめんブームの同僚によると、出身の高知では、
そうめんの上に冷やし中華のようにいろいろな具をのせて、
つゆを上からかける「ぶっかけそうめん」が主流で、
つけ汁でそうめんを食べるおうちは貧乏なのかなぁ? と子供の頃は思っていたそうです。笑
たしかにこの方式だと、のせる具はアレンジ自在、栄養バランスもばっちりですよね。

ぶっかけそうめん、イメージとしてはこんな感じでしょうか? ちょっとお皿が小さすぎました。

同僚が言うには、スーパーの総菜コーナーにぶっかけそうめんが並んでいるのを見ると、
西に来たなぁと思うのだそうです。
確かに関東ではそうめんではあまり見ないのではないでしょうか。

だしもいろいろ

つけ汁式の場合は、家にあるめんつゆ的なものを薄めますが、
ぶっかけ式は飲める寸前くらいの濃さまで薄めてぶっかけるのがいいようです。

ここでまた登場する同僚が、「素晴らしいものを発見した!」と差し出したのが、
「ぶっかけそうめんつゆ」(ヒガシマル)でした。

ぶっかけつゆシリーズ|家庭用商品情報|【ヒガシマル醤油】
ヒガシマル醤油の商品ををご紹介。夏のめんつゆは、ぶっかけつゆに決まり!

ヒガシマルに電話をして、どこで取り扱っているか聞いて買ったんや! とのこと。
成城石井で買ったそうですが、マルエツプチにも置いてありました。
同僚のお母様はいつもだしを手作りしていたのに、
もう高齢だからやめた! と宣言されたそう、
でもこのぶっかけつゆがあればもう安心だと、たくさん買って持って行ったと満足そうでした。

この「ぶっかけそうめんつゆ」は薄めないストレートタイプ。
そのままぶっかけても、濃すぎず薄すぎずの絶妙な加減で、美味しかったです。
ヒガシマルも兵庫の会社ですもんね、さすが揖保乃糸のおひざ元だけあります。

究極の細さ!?

同僚のそうめん話はまだ続きます。
別の知人ともそうめん話で盛り上がっていたのだそうですが、
そうめんについて調べていくうちに、「究極の細さを発見した!」と差し出したのが、
「白髪」(三輪山本)でした。

紙箱入りというのもかわいいです。でも粗忽ものゆえ、箱から出すときに何本かポキポキ折ってしまいました。

直径がなんと0.6ミリの極細麺で、ゆで時間が30秒、しかも古物!?
ありがたくいただきました。
あまりに細いので、つるつるっと口の中~のどへすべりおりていかず、
口の中にとどまるので逆にしっかり味わえるという、不思議な食感でした。

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