週末小旅行、今回は盛岡周辺と角館に行ってきました。
盛岡は、アメリカのニューヨーク・タイムズ紙(電子版)「2023年に行くべき52カ所」に選ばれたそうですね。
見る
いーはとーぶアベニュー材木町(盛岡)
盛岡と言えば宮沢賢治。盛岡駅から北上川を渡って左手の材木町エリアには「注文の多い料理店」が刊行された出版社、光原社があります。光原社のある通りはいーはとーぶアベニュー材木町と呼ばれ、宮沢賢治にまつわるモニュメントが6つありました。
光原社
宮沢賢治の原稿の展示や、民藝作品が見られます。工芸品や食品も買えます。
岩手銀行赤レンガ館周辺
このあたりはかわいらしい洋館の多いエリア。残念ながら時間切れで岩手銀行赤レンガ館に入場はできませんでした。
岩手銀行赤レンガ館
田沢湖
盛岡からレンタカーで向かいました。たっぷり水をたたえた明るい青の水面が見えてきたときには、おおっ! と声をあげてしまいました。美しい湖でした。
角館
新潮社記念館はあいにくの休館日でしたが、隣接の図書館には新潮社発行の資料がずらりと収容されていてちょっと感激しました。
仙北市情報資料館(図書館)
お昼ごはんを食べたお蕎麦屋さんの前で、偶然新潮社創業社の生誕地を発見。
小岩井農場
広大な動物園エリアであるまきば園、本気の酪農エリア、レストランと、いろんな楽しみ方ができそうです。
小岩井って、小野さん、岩崎さん、井上さんの頭文字を取ったそうですね。
食べる
盛岡三大麺をゆるく制覇、それ以外も少々です。
三大麺その1:盛岡冷麺
冷麺は焼肉屋さんで。
こちらはセブンイレブン、盛楼閣監修というのがあったので買ってみました。盛楼閣も気になりますね。
三大麺その2:じゃじゃ麺
お友達おすすめの「白龍」は、本店でもいいけど駅ビルで充分よ、と教えてもらい、11時の開店に合わせて出陣です。でもちょっと出遅れて到着が11時を回ってしまったら、1回転目のお客様で満席、かなり待ちました。ゆで時間が15分近くかかるようで、無理もないですね。
三大麺その3:わんこそば ですが
わんこそばは花巻発祥なのに、盛岡にいっぱいお店があるんですよ、と「バッカス」(後述)のバーテンダーさんが言っていました。
わんこそばはチャレンジできませんでしたが、代わりに普通のお蕎麦を食べました。
角館そば
あゆの天ぷらが名物だとか。
お酒
ベアレン醸造所
全国各地にクラフトビールあれど、こちらのは絶対一味違うと思いました。そしてこのシードルは、ドライというのがその名の通り、キリッと辛いのにりんごのうまみしっかりで、大変美味しかったです。
バッカス
福井の「アンクル」に行って以来、地元のバーに行くのが楽しそうと、今回はこちらに行ってみました。突き出しはなんと、コンソメスープです。なぜ? と尋ねると、このお店のオーナーが修行していた銀座のバーを真似たということです。飲む前に温かいものをおなかに入れるっていいかも。
こちらは、あったまるものをとお願いしたら作ってくれたモスコミュールです。生姜とシナモンが効いていました。
甘いもの
光原社「モーリオ」のくるみクッキー(盛岡)
くるみぎっしりクッキー。包み紙もレトロでかわいいです。
山善菓子舗の小さなお菓子(盛岡)
いーはどーぶアベニューの老舗菓子屋「山善」では、小さなかわいいお菓子が1つから買えて、あれこれと選びました。
小岩井農場のソフトクリーム
せっかく農場にきたのですからやっぱりソフトクリーム食べたくなります。間違いない美味しさ。そしてこちらでは、牛乳とヨーグルトの持ち帰りは不可でした。殺菌処理をしていないからだとか。
REGAL RITZのモンブラン(角館)
角館の武家屋敷をぶらぶらしていて見つけたモンブラン屋さん。搾りたてです。
ビストロ「グラスト」(盛岡)
地元産の食材を使ったビストロ。ワインだけでなく日本酒ともペアリングしてくれるのに感激しました。
「仙岩峠の茶屋」のおでん
「盛岡から秋田に向かう一本道の国道沿いで、秋田に入ってすぐ左手にあるドライブインでついついおでんを食べちゃうんですよ」
「バッカス」のバーテンダーさんがそう教えてくれなければ絶対立ち寄らなかったと思います。長い長いトンネルを抜けて秋田に入ったとたん現れました。
買う
南部鉄器の鉄瓶
盛岡の赤レンガ館~紺屋町あたりをぶらぶらしていているうちに、川沿いに出ました。そこで偶然入った雑貨屋さんで、茶色の鉄瓶に一目ぼれしてしまいました。南部鉄器の鉄瓶といえば、表面がいぼいぼしていて黒いものですが、それは茶色でつるりとしていて、なんとも美しいのです。作家さんのお名前は、髙橋大益さんとあります。
いったんお店を出て心を落ち着かせ、夫と家族会議。笑 鉄瓶はずっと使ってみたいと思っていました。とはいえ、がさつ者ゆえ、鉄瓶も錆びさせてしまうに違いないと、長年指をくわえてじっとがまんしてきました。何度買っても木のまな板に黒いカビをつけてしまうので、秋田の曲げわっぱ弁当箱もおひつには手を出せないでいたくらいなんですから。
でも実際に盛岡に来て、盛岡の空気にふれると、なんだか背中をおされたような気持ちになり、、、購入することにしました。素敵な旅の思い出ということで!
ところが、在庫がないのでこれから発注するというのです。そこから制作が始まり、出来上がりは9月か10月とのこと。なんとなんと!
待つ時間もまた良きかな。お願いして帰ってきました。
ひめくり
ホームスパンハウス盛岡店
閉店ギリギリに到着したのに快く入れてくださいました。夫が帽子を購入しました。
おまけ
おでんを食べていたらこまち登場!鉄子の末席として、嬉しくて撮りました。新幹線といえど速度はゆっくり、秋田の山の中を縦断してぐんぐん進みます。
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