週末小旅行、今回は岩手県遠野です。「遠野物語」も読んだことがなく、またしても予備知識ゼロで行ってきました。
概要
- 大宮〜仙台〜新花巻 往復東北新幹線
- 新花巻駅からレンタカー
- 遠野泊
旅行クーポンの話
またか?という感じですが笑。
今回は遠野市観光協会に申請して「遠野に泊まって応援クーポン」を郵送してもらい、宿泊施設に提出すると、宿泊費が割引のうえ、市内で使える「遠野をめぐって応援!クーポン」がもらえるというものでした。(2023年5月8日~10月31日対象)
すべて「紙」です。結局のところ、紙が一番使いやすいのではないかと思いました。笑
見る
お友達おすすめの、遠野市立博物館に行くと、遠野のほかの施設も回るとお得というセット券があるというので購入しました。
遠野市立博物館
遠野の暮らしが膨大な資料とともに展示された見事な民族博物館でした。
そして、展示を通して遅まきながら「遠野物語」について知りました。めちゃくちゃ有名な観光地でもなく、教科書に登場するような有名な歴史があるわけでもないけれど、遠野にはこれまでの普通の人々の暮らしがそのまま残っているのだなと思いました。全国チェーンのお店もごくわずかで、コンビニも1軒しか見かけませんでした。そういう大手は出店してこないのでしょうけど、遠野の人たちはそれで生活が事足りるからぜんぜん困らないのだと思います。
そして、出雲や伊勢、宮崎のようにきっぱり「神様推し」をしているわけではないけれど、目に見えないものの気配があるような気がしました。カッパにも会えませんでしたが。笑
目に見えないものは信じない主人公が不思議な現象に巻き込まれていく「インスタント沼」をふと思い出したりも。笑 息子が小さい頃なぜかどハマりして何度も観たものです。
インスタント沼
博物館のほか、「とおの物語の館」「遠野ふるさと村」「伝承園」に行きました。
曲がり家
母屋と馬屋が一緒になったL字型に曲がった「曲がり家」と呼ばれる住宅が多かったそうです。
- L字型の小さいほうが馬屋、大きいほうが母屋、角は土間
- 母屋は南向きのことが多い
- 馬屋側の屋根は一段低い
そんな特徴があるようです。分厚いかやぶき屋根は、思い描く田舎のおうちという感じでかわいです。
高清水山
遠野の街が一望できると宿のご主人におすすめしてもらったので行ってきました。
風景
ちょうど稲刈りが終わったような時期でしたが、青々と育っているところ、こうべを垂れた黄金なところも、きっと美しいでしょうね。
素敵なゴミ集積所
こんなに素敵だったら、綺麗に使いたくなるなぁと思いました。
食べる
ずんだ
新花巻は東北新幹線の各駅停車駅なので、仙台で乗り換えました。10分あったので、改札内コンコースで素早くずんだジェラートとずんだ餅を購入しました。気に入って帰りも買ってしまった。のっけから岩手じゃないですが。
クラフトビール
岩手県はホップの生産日本一なのだそうです。だからクラフトビールのお店がたくさんあるのはそういうことだったんですね。
夜ご飯の前にこちらに立ち寄りました。
タップルーム
居酒屋
宿のご主人に紹介してもらって、地元の居酒屋さんに行ってきました。お料理はおまかせで、海のもの山のもの、お刺身からお肉、きのこもたっぷりいただきました。
あべ家
十割そば
新花巻から遠野に向かう途中に寄りました。
十割蕎麦工房 小十郎本家
買う
地元のお菓子屋さん
竹林堂
遠野名物の明がらすを販売していたので購入しました。
レモンケーキも。好きなんです。
道の駅
なにはともあれ、道の駅です。
今回は新米を買いたかったので、購入出来てうれしいです。枝豆の漬物も気になりました。
どぶろく
どぶろくも名物だそうで、お店の方が詳しく説明してくれたので 知っているようで知らないどぶろくについてよくわかりました。すごく簡単にいうと下記の通りです。
- 分類は「濁酒」 ※普通の日本酒は「清酒」
- 濾してはいけない
- 原料は米と麹のみ ほかのものを添加してはいけない
酒類製造免許を持たずにどぶろくを作るのは100%違法ですが、小泉政権構造改革のときに、いろいろな条件をクリアしたら製造販売してよいという、どぶろく特区というものができて、遠野市はその第一号なのだそうです。(どぶろく特区についてもかなり簡単に説明していますがご了承ください)
豆ぎんとん
気になって買ってみました。ほんのり甘くて豆の風味、これなんだろう? きな粉っぽいけど緑なので、青豆なのかな。とても美味しかったです。
泊まる
B&Bに泊まりました。静かで清潔で控えめな、とてもいいお宿でした。
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