先日豊島区内を歩いていたら、あちこちに熊谷守一さんのポスターが貼ってありました。
熊谷守一美術館39周年展
熊谷守一美術館39周年展 | 豊島区立熊谷守一美術館 | Kumagai Morikazu Museum of Art
豊島区立 熊谷守一美術館(豊島区千早2丁目27-6)にて、豊島区立 熊谷守一美術館 特別企画展「熊谷守一美術館39周年展 守一、旅を描く。」を2024年4月16日(火)から6月30日(日)まで開催いた...
要町、千川、椎名町、どの駅からも10分ほど歩いた住宅街にあります。もともとお住まいだった場所に作られた私設の美術館が、豊島区の運営となったそうです。

熊谷守一さんといえば、極力シンプルに描かれた静物画、猫とが家の中のものの絵、というイメージがあります。でも今回の企画展では、スケッチ旅行で描かれた風景画がたくさん見られて、貴重な体験ができました。
作品により、美術館創立者の次女榧(かや)さんの作品紹介がつけられていて、その文章がとてもいいのでした。作品紹介だけでなく略歴も、なんだか読みふけってしまう感じで。教科書的な正統派の説明ではなく、身内のあたたかみと少しくだけた文体がなんだかかわいらしくて、お父様が大好きだったのかなと思ったりもしました。
よく晴れた日曜日に、のんびりと過ごせました。
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