週末小旅行、今回はソウルです。私は7年ぶり、夫は10年ぶりです。
大韓航空、羽田↔︎金浦で、1人はマイル、1人は購入しました。
旅のツール検証
つい最近韓国に行ったお友達と同僚に最新情報を教えてもらい、旅ツールを更新しました。
両替
クレジットカード不可のところと交通系ICカードへのチャージ用に、必ず現金は必要です。それをどう入手するかは、旅の目的によって人それぞれだなと今回改めて思いました。笑 極端なことを言うと生き方そのものかも?
さて今回検討したのは次の3つです。
- wowpass
- クレジットカードのキャッシング
- 銀行や両替所での現金両替
順に検証します。
wowpass
いつの間にか登場していたwowpassです。
一言でいうと旅行者用プリペイドカードですが、なかなか面白い特徴がありました。
専用のATMのような機械で発行します。もちろん日本語対応。
メリット
- チャージは日本円ほか様々な通貨で可能
- チャージ後その場で韓国ウォン現金が引き出せる=両替ができるのが結構便利
- 両替レートもいいらしい
- もちろんプリペイドカードとしても使える
- 交通系ICカードTmoneyが付属 Tmoneyを持っていないなら発行手数料分お得
- アプリで残高確認ができる
- アプリでクレジットカードチャージができる(手数料はかかる)
- Tmoneyカードの残高確認もできる
デメリット
- 専用機に並ぶ待ち時間が長い 到着便ごとに一気に人が押し寄せるから仕方ないけれど・・
- wowpassのチャージとTmoneyカードのチャージ機は別なので、手間が二回
- 通常のTmoneyカードは有効期限がないが、wowpass付属のは期限6年
- デザインが1種類
- 専用機が多くはない
今回初めて使ってみると決心していたので挑みましたが、正直、発行時の長蛇の列が苦痛で苦痛で。笑 金浦空港の地下鉄駅には機械が3台あり、それぞれに並ぶので、手間取っている列についてしまったと悔やんだり、、、そんな苦行を経てようやくwowpassをゲットしても、さらにTmoneyカードに現金チャージするために、駅のチャージ機に行かなくてはならないのが思いのほかストレスでした。笑 いえ、駅のチャージ機も日本語が使えてサクサク操作できるのですが、今回wowpassで入手した10万ウォン札が高額紙幣すぎてチャージ機に入らず、セブンイレブンでのチャージも断られ、駅の窓口で普通にくずしてもらえたけどその場でチャージは出来ず、またチャージ機に行く、という苦行があったからかもしれませんがーー笑 普段日本での交通ICカードはオートチャージでサクサク動いているので、現金チャージは
また、ほとんどのところでクレジットカードが使えるので、プリペイド機能も別になくてもいいなと思いました。
旅先ではタイムイズマネー、できるだけストレスなく動きたいので、シンプルに現金を調達するのが一番我々には合っているかもという結論です。次に続く。
クレジットカードのキャッシング
ここ数年実践していたものです。クレジットカードのキャッシングで現金を引き出します。普通にしていると、次のクレジットカード引落時に返済となりますが、最長50日くらい借入することになるので利息がばかになりません。なので、帰国後すぐに帰国後すぐにクレジットカード会社に電話をして金額を確認して、自分で振り込んで返済するというやり方です。
メリット
- 現地の街角にある銀行ATMでキャッシングできるので、到着の空港にある銀行ATMをはじめとして、かなりあちこちで現金を引き出せる
- レートも悪くないらしい
デメリット
- クレジットカード会社に電話をして振り込みをするという手間がある
- まれに、キャッシングできないATMがある
- キャッシングに抵抗感がある人は無理かな
今回wowpassに並んでいる間も、すぐそばのATMに心動いて仕方なかったです。でも今回は新ツールの習得のためグッとこらえました。笑 やっぱりキャッシングは便利だったなと思いました。
現金両替
今回韓国にめちゃくちゃ詳しい同僚に聞いたところ、なんと成田の銀行で現金で両替していくというのです。レートの悪い成田で両替なんてもってのほか、というのが世の習わしなのになぜ?と思っていたのですが、その同僚は、何百万円も両替するわけじゃないんだから、レートの良し悪しなんて誤差です! と力説するのです。同様に、明洞のどこやらの両替所のレートがいいとか聞きますけど、そこまでわざわざ行く手間って一体何?! という勢いです。両替に時間労力使わないで、現地のお楽しみを満喫するのを最優先ってことですね。なんと清々しいのでしょう!笑
もう長年現金両替はやってませんが、短期決戦の旅ではありだな、と強く思いました。wowpass行列のあとなのでなおのこと。笑
両替の結論
でもできるだけレートのいいところに出向いて両替とかもまた、旅の楽しみでもあります。私も香港の重慶大厦の両替所のレートを見比べていた時代もありました笑 ただ、空港を出て電車に乗るなら必ず現金は必要なので、最低限の現金をどうやって入手するかは人それぞれですね。いや、そもそもホテルの送迎バスに乗るから電車に乗らないしという人だっているかもしれない、送迎のあるようなランクのホテルに泊まる人もいますよね。まさにほんと、旅行のしかたは生き方そのものです! (最初に戻る笑)
交通系ICカード
前に使ってうちにあったTmoneyカードを持って行きました。
残高がちゃんと残っていて嬉しかったです。今回私はwowpass付属の、夫は単体のTmoneyを使いました。
いまはほかに、namameカードというものもあり、そちらは推しの写真を入れたりしてカスタマイズできるので、愛着がもてていいそうです。すごく持ち歩くものだから重要かも。笑
Wi-Fi
かつてはルーターをレンタルして家族全員で使用、前回台湾はスマホを持って初めての海外旅行だったので(ようやく笑)、家族全員分プリペイドSIMを買いました。私は旅行予約アプリのkkdayやklookを利用することが多いのですが、韓国旅行だとコネストでも買えるようです。お友達はAmazonで日本で買ってから行ったとか。値段も似たり寄ったりですが、旅行アプリで買うと、wowpassがついていたりTmoneyがついていたりと、いろいろ選べるので比較も楽しいです。
今回もプリペイドSIMでもいいんじゃないかと思っていたのですが、携帯電話会社の海外ローミングはどうかと夫が言うのです。これもスマホを持つ前は考えられなかったことです。笑 3日間だし、楽でいいかもと思っていたら、前述の同僚が、ローミング推しでした! やっぱりここも効率重視!
ただローミングの難点は、電話番号が持てないこと。韓国の飲食店の順番待ちは電話番号を登録してSMSで連絡がくる方式が多いので、同僚もお友達も電話番号があると便利かもと口をそろえて言っていました。
でもまあいっかと、今回はローミングを試してみました。いやぁ、これもまた快適でした! 入国審査の長い長い待ち時間のあいだも、いきなりネットにつながって便利便利。電話番号がない問題は、今回訪れた店ではメールの登録もOKだったので大丈夫でした。
地図
前述の友達や同僚が口をそろえて、絶対ネイバーマップと言うので入れてみました。韓国の地図はGoogleマップでは網羅されてないので、ネイバーマップがマストで、バスにすら乗れます、とのこと。同僚からは、日本である程度操作してみて、使い慣れておくといいです、という親切なアドバイスまで!
実際使ってみると、ネイバーマップの検索に引っかからなくて、Googleマップにはある、ということが結構多いのでした。ネイバーマップはハングルで検索しないと引っかからないことが多い印象。ふむむ、使い慣れているかどうかの問題なのかな? これまで同様、Googleマップでもバスに乗って移動もできたし、Googleマップでぜんぜん困らなかったのです。むしろ、両方使ってちょっと疲れたかも。笑 どちらのアプリも、スマホの充電の減りの速さに驚きますね、、
地図アプリについては引き続き検証したいと思います。
翻訳
こちらも熱烈おすすめされたPapagoを使ってみました。
これ、すごいですね! 神! メニューも街の看板も、なんでもスキャンして解読できちゃうんですもん。これは本当に便利でした。
帰国後も仕事で使ったりしています。
ガイド本
同僚おすすめの本が素晴らしかったです。
辛いとか赤いとかチーズとか映えるとかのイメージをまったくくつがえす、穏やかなごはんばかりが載っている本です。
そして今回久しぶりに買った、地球の歩き方ソウルがすごく良かったです。親切でわかりやすい地図やガイド、なんといっても俯瞰できるのは紙の地図ならではです。地図アプリはとにかく充電がなくなるので、セーブのため久しぶりに地図を片手に歩いたら、とてもいい感じでした。夫が懐かしい懐かしいと。笑 若い頃はみんなそうでしたねー
まち歩き
日本と同じで地下鉄とバスがぎっしりと走っていますが、ネイバーマップなりGoogleマップなりで、調べればなんの苦労もなく移動できると思います。
でも今回すごく思ったのが、地下鉄の乗り換えは罠ですね。笑 乗り換え駅になっていても、1駅分? というくらいたくさん歩かされる駅にいくつも遭遇してしまいました。たまたま?笑
そして、バリアフリー化があんまりすすんでないです。うわ、これ登るのか・・・という階段のみエスカレーターなしの駅が多かったです。これもたまたま?笑
バスの乗客マナーがとてもいいなと思いました。出入り口付近にたまっていないで空いた席にさっと座るとか、お年寄りにさっと席を譲るとかの行動が速いんです。日本ではなかなか見られない風景です。
デパートの各売り場の入り口に丸い穴のある台があって、なんだろうと思っていたら、これは飲み物のちょい置き場所だったのです。なるほど~ いいシステムだなと思いました。
食べる メイン編
タッカンマリを食べる
東大門市場近くにタッカンマリ通りがあるそうですね。そこではなく、Googleマップでホテルの近くでたまたま見つけたお店ですが、当たりでした! 鶏は鍋が運ばれてきたときにすでに切ってあるので、すぐ食べられてよかったです。夕方だったのでお店のひとたちが店内で一斉に同じものを食べていましたが、キムチを鍋に投入していたので味変で真似してみたらこれまたおいしい! このたれもまたすごくおいしくて、辛いだけではなくほんのりトマトのような甘みもありました。分けてください! と思いました笑
チゲ朝ごはん
なかしまみほさんの本に載っていたお店がホテルから徒歩圏なので行ってみました。入口右のコンロでたくさんのトゥッペキがぐつぐついっていて、活気にあふれています。地元のおじさんが次々にやってきて、もりもり食べています。
メニューは、テンジャンチゲ、キムチチゲ、スンドゥブチゲ、タニシチゲの4種類でした。おかずもずらりとならび、これらはごはんにのせて、がしがしと混ぜてピビンパみたいに食べている人が多かったです。
ユッケを食べる
今回絶対に食べたかったものがユッケです。7年前に行った広蔵市場のユッケ通りに行きました。ここも今回のホテルからわりと近くでした。
プチョンユッケというお店がミシュランに載っているとかで、めちゃくちゃ人気みたいなのですが、前回行ったお店は、そこではなかったはず。それでも素晴らしかったので、行ってみてどこでもいいから入ろうと思っていました。
ユッケ通り到着は日曜日の9時40分、プチョンユッケ本店の前には、9時45分から受付開始、その前からは並ばないでね、的なことが書いてありました。かつ、近くにあるプチョンユッケ別館も味はおんなじやでー、みたいなことが書いてありました。
ふむ、別館ねと、偵察に行ってみると、なんとそちらはすでに整理券発行開始していました。9番目たったので、1回転目に入れそう。時間まで市場をウロウロして、その後無事入れました。やったー!
10時前には、本館のほうはすでに大行列でした。でもこれは日曜日のこと。翌日にも通ったらほんの数人しか、並んでいなかったので、やはり平日は入りやすいのかもしれません。
プルコギ
こちらもなかしましほさんの本に紹介されていました。予約なしで、16時半のオープン同時に入りました。
おなじみのジューシーなプルコギではなく、ハンバーグ状に平たくした肉を炭火で焼いて出してくれます。見た目は違うけれど味付けはよく知る甘辛いプルコギ。巻くのはサニーレタスもサンチュもなしで、エゴマの葉一択の潔さです。さっぱりとしていて、パクパク食べてしまいました。
干し鱈のスープ
こちらも7年前にも来て、絶対再来したかったお店です。
基本、干し鱈のスープなので、席に通されたら何も言わなくても出してくれます。卓上のキムチやにらは好きなように。
隣の席の人たちが、目玉焼きをもらっていました。あれ、そんなオプションもあるんだ?
コングクス
こちらもなかしまみほさんの本で紹介されていました。広蔵市場の近くです。業務用のパッケージやゴムや紐やコード? などのお店が連なる長屋のようなところの二階にあしました。
11時半のオープン少し前に到着したらすでにほぼ満席でした!
豆乳のチゲ、コンビジを食べてみたくて行きましたが、6〜8月は豆乳麺、コングクスのみなのだそうです。
具はきゅうりのみ、麺に濃厚な豆乳のかかったコングクスは、味がまったくついていないので、テーブルの塩やキムチと一緒に食べます。
豆乳は体の冷えをとるので、夏にはぴったりなのでしょう。食べ終えて店を出ると、たくさんの人が並んでいました。
お酒を飲む
バー
韓国の伝統的なお酒を使ったカクテルが飲めるバーに行きました。
ワインバー
たくさんのお客様で賑わっているので行ってみました。
プリペイドカードを買って、何十種もあるタップから、好きなワインをグラスに自分で注いで楽しめるお店です。もちろんフードもいろいろ、牡蠣もあるようでした。
食べる 軽食編
麻薬キンパ
広蔵市場で有名な麻薬キンパです。少し前の週刊文春平松洋子さんの連載にも出てきました。
甘めの具を細く巻いたキンパです。たくさんの屋台で出されているこのキンパですが、作っているところを見ると、まきすなんて使わないで、手軽にくるくるっと巻いていました。これくらい気軽に巻けばいいんだなと思いました。笑
ビヨットヨーグルト
コンビニやスーパーで買えるヨーグルトです。お友達のおすすめで買ってみました。トッピングが別添になって、いろいろな味がありましたが、こちらはチョコ輪みたいなのを選びました。
餅
こちらも7年前に行ったお店です。そのとき連れて行ってくれた同僚熱烈おすすめのお餅で、美味しくて忘れられないものでした。
地図を見ていると、今回のホテルにすごく近いのでウロウロしているとすぐに見覚えのあるこの草餅を発見。でもなんだか店構えが違う。
よく調べると、見つけたのは仁寺洞店。なんと、支店ができていたようです。
仁寺洞店
本店
フレッシュジュース
ザ・ヒュンダイソウルの地下にフードコートがありました。これがまた巨大で、種類も多くよりどりみどり。おしゃれなジュースバーに行きました。
独立系コーヒー
ホテルの近くに分数バイオリンが並べてあるお店があり、ぱっと見はバイオリン工房かなと思ったのですが、よく見るとコーヒー屋さんでした。
お店の方に「バイオリン弾くんですか?」と聞くと、「いえ自分は弾かないけど妻がビオラを弾きます」と言うので、「私もビオラ弾きます!」と言ったら、「ビオラを弾く方にはこれをプレゼントしています」と、お店のロゴのピンバッジをくれました。びっくり!
見る
ザ・ヒュンダイソウル
汝矣島にすごいデパートができたらしいと聞いたので、行ってみました。調べると2021年のオープン、知らないわけです。外観だけでもかっこいい!
中は大きな吹き抜けがあり、とにかく広大です。キラキラしています。あちこちに緑やベンチがあり、ごみごみした日本のデパートとはなんだか大違いです。
ソウルのおしゃれさん集合
ザ・ヒュンダイソウルの地下1階は前述したように広大なフードコートと、日本のデパ地下と同じく食品が売られていますが、地下2階はちょっといまどきのおしゃれなショップがたくさん入っていました。伊勢丹のリ・スタイルを大きくした感じかな。
息子のおみやげにTシャツを買いました。
リウム美術館
梨泰院にある現代アートの美術館です。なんと無料でした。
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