フランスにTATIという激安デパートがありました。デパートというより、何でも屋さんと言ったほうがいいかもしれません。お洋服から雑貨など日用品まで、いろいろなものを扱っていました。
そのTATIで買ったヘラが、今日ぽっきり折れてしまいました。
もともとはサラダサーバーとしての商品ですが、スプーン型のほうが、小ぶりのヘラとして使い勝手がよくて気に入っていました。
買ったのは1993年、寿命ですね。
せっかくなので、TATIの話をもう少し。
TATIを知ったのは、雑誌フィガロジャポンだったと思います。日本に今のようにドンキや激安ショップがあまりなかった頃なので、めちゃくちゃ心惹かれました。1993年12月、人生二度目のパリ訪問で、張り切って訪れました。
場所は18区、最寄りの駅は、いま調べたらBarbes-Rochechouart駅でした。アフリカ系の方が多く、観光客が行くようなところとはちょっと雰囲気の違う地域だったので、ちょっとドキドキしたのを覚えています。
ワゴンにお洋服が山積みになっていて、質はさておきですが、なんでも安くて楽しくて、宝探しみたいに歩き回りました。
そんなTATIもコロナのころ閉店してしまったそう。
そのとき買ったシャツの写真を発掘しましたので載せます。長野でボートに乗っているところなので、ワイルドな私、、笑
ちょっと雑な縫製でしたがパッチワークかわいい!と思って。
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