2023.12 海の京都

旅行

週末小旅行、今回は海の京都です。

京都の海側には行ったことがありませんでした。天橋立、伊根、舞鶴、気になるところがいっぱいです。

概要

東京〜京都は新幹線

京都〜海京都はレンタカー

午後に京都に入り駅前で1泊、翌朝早くから海京都を目指し、舞鶴で1泊。

見る

河井寛次郎記念館

河井寛次郎は少し前にテレビで見て知りました。「芸術新潮」2023年11月号の京都特集でも取り上げられていました。今回京都市内は数時間の滞在だったので、ここに絞って行ってきました。

ご家族で守られているこの記念館は、古い家にもかかわらず本当にすみずみまで掃除や手入れがいきとどいていて、建具や窓の木枠が古びてぱさぱさしていたり、すみっこがなんとなく薄汚れていたり、当然のようにほこりがある、といったことが一切ないのでした。玄関の三和土まで拭きあげられていて、靴下のまま降りても少しも汚れないのではというくらい。古いものにかこまれているのに空気が澄んでいて(もちろん古い家特有の変なにおいやもちろんかび臭さもないので)、深呼吸したくなりました。

河井寬次郎記念館 公式ホームページ
河井寬次郎記念館 公式サイト。大正から昭...

芸術新潮

芸術新潮 | 新潮社 (shinchosha.co.jp)

天橋立

日本三景、ついに制覇です。イェーイ!

天橋立は子供の頃、百人一首で知った言葉(地名)でした。北海道育ちなので、独特の変体仮名で書かれた取り札でしたが、この句は「まだ文」が大きく書いてあったのでとてもわかりやすかったのを覚えています。余談ですが、「まだ文も見ず」ではなく「まだふみもみじ」と空耳してました。もみじじゃ意味不明になっちゃいますね。

橋があるわけじゃないんだね、と夫に話すと、「そこから?」と笑われました。
雨が降ったりやんだりでしたが、ちゃんと見えてよかったです。

伊根

お友達のお友達が伊根の舟屋で宿をやっている方のところに嫁いだという話を聞いたのが、伊根を知ったきっかけでした。漁師さんが1階に船を格納して2階に住んでいるのかと思ったら、そうではないんですね。こちらのウェブサイトに詳しく書かれていました。

伊根の舟屋とは | 伊根町観光協会
舟屋とは  写真は海際に立ち並ぶ家々。まるで海に浮かんでいるようにも見えます。伊根湾の沿岸にはこのような「舟屋」と呼ばれる建屋が約230軒、軒を連ねています。  舟屋とは、もともと船を海から引き上げて、風雨や虫から守るために...

実際行ってみると、あまりにも普通の生活の場なので、あまりウロウロするものではないなぁと思いました。ちょこっと散策しました。

上から見るとこんな風景でした。

経ヶ岬〜京丹後

京都市内の「柳野」のマスターが「京丹後の海沿いドライブいいですよ~」と教えてくれたので行ってみることにしました。ところが、伊根から経ヶ岬を目指していると、なんと落石のため海沿いの道路が通行止めになっていました。そのため結構気合の入った山を越えることに! 碇牧場のあたりでは本格的に雨や霰が降ってきたりまたやんだりと、なかなかスリリングなドライブとなりました。しかもそんな天候だったからこそ、虹にも何度も遭遇し、ここはどこだ? 天国なのか? といった不思議な気分にもなりました。たどりついた京丹後の日本海は、波が高くて少し暗くて、ますます不思議な気分が増しました。海の向こうはロシアなんだなぁと思いを馳せたり。

舞鶴の赤れんが

博物館やおみやげ屋さんイベントスペースなどになっていて、中に入れるのがよかったです。舞鶴のパンフレットにれんがの積み方について載っていて、そういえばイギリス積みとかフランス積みとかあったなと思い出しました。江田島の旧海軍学校はイギリス積みだったかな。

舞鶴赤れんがパーク
京都府舞鶴市の観光施設「舞鶴赤れんがパーク」の公式ホームページです。日本遺産にも認定された歴史的価値のある赤れんが倉庫群をお楽しみいただけます。

軍港舞鶴

日本の旧軍港4市、ついに制覇です。イェーイ!
舞鶴は地図を見ると深い入江になっていて、なるほど軍港になるわけだとよくわかります。東港のある東舞鶴は鎮守府や軍港のあったところ、西港のある西舞鶴はかつて北前船が着いたところだそうです。その2つは山をはさみ、少し距離がありました。

東港で軍港クルーズに参加しました。ガイドさんによると、8隻も泊っていてラッキーな日だとか。

舞鶴のジャパン・マリン・ユナイテッドは数年前に造船業から撤退し、いまは修理専門となっているそうです。この日もたくさんの船が修理されていました。

こちらは掃海艇「あいしま」、あとわずかとなった木造の船です。「あいしま」の隣は役目を終えてスクラップ待ちの船だそう。

防衛省のウェブサイトに説明が載っていました。

(Q&A)最後の木造掃海艇の就役

湾内には小樽~舞鶴を結ぶフェリーターミナルもありました。うひゃー、乗ってみたい!

行けなかったけど行ってみたかったところ

落石迂回があったため、京丹後ドライブが思いのほか時間がかかってしまい、舞鶴観光の時間が少なくなってしまったのが残念でした。

舞鶴引揚記念館
北吸トンネル | 舞鶴観光ネット
明治37年建設。トンネルの坑門や側壁は、れんがの長辺と短辺を交互に積み上げるイギリス積みが用いられています。当時は鉄道が走っており、海軍施設の物資運搬などに使用されていました。現在は自転車・歩行者道路として活用。美しいアーチ型のト…

食べる

京都の夜ごはん

リストランテ野呂→酒陶柳野 

リストランテ野呂
ふだんの日にも、特別な日にも。100人の方に、100様の料理でもてなす、割烹のようなレストラン。

あさり

天橋立はあさりが名物なんでしょうか。すごく推していたので、あさりうどんとあさり雑炊を食べました。大きなあさりがごろごろ入っていて感激です。産地偽装事件以来、近所のスーパーでめったに見なくなったあさりなので、久々に堪能できました。

舞鶴かに

今年の蟹シーズン始まってるのでいただきました! 今回は蒸しです。かにさんありがとう!

京舞鶴 池屋

今回蟹を食べたお店。蟹以外のメニューもとても美味しそうでした。今回は蟹を満喫してしまったのでほかをあまり食べられなくて残念でした。

牡蠣小屋

一度行ってみたかった牡蠣小屋なるものです。前日に電話をするとテントなら空いてます、暖房あるので寒くはないですとのことで行ってみました。

名前があってうれしい

屋号は美味星と書いて、おいすたぁと読む。なんかものすごい秀逸なネーミングです。

舞鶴かき小屋-舞鶴市-京都府-
舞鶴かき小屋は絶賛営業中

蒸し牡蠣を10個注文しました。2人で10個は少ないみたいで、ほかのテーブルは1人10個、2人なら20個ということで、もっと巨大な鍋が設置されていました。

20分くらい蒸したら、お店の方があっというまに殻をむいてくれます。

牡蠣おにぎりと、丹後とり貝も。

テントではないテーブル席のほうはこんな感じでした。雰囲気抜群。

左側がテーブル席のある建物、右側がテント席。

リアル漁村の一角といったロケーションです。

居酒屋新幹線

舞鶴から京都へ向かう京都縦貫自動車道の、京丹波PAでばらちらしのポスターを見つけました。鯖のそぼろを使った名物寿司とのことです。売り場には何種類かありましたが、この「とり松」のを爆買いしている人がいたので、私も真似して買ってみました。はるばる持ち帰ったつもりでしたが、京都駅構内にも売っていました。笑

丹後/網野名物ばらずし
京丹後地方のみに伝わる独特の鯖のおぼろを使ったお寿司「ばらずし」。独自製法で炒り炊きにしたサバのおぼろにすし飯を重ね、椎茸、干瓢、たけのこ、錦糸玉子、かまぼこなどの具材を散らします。具が絡み合い何とも味わい深いの郷土料理、ばらずしを百貨店催事等で全国の皆様お届けしています。

買う

蟹!蟹!

京丹後の海沿いの間人(たいざ)漁港に行ってみました。ここは間人蟹で有名だそうです。

平七水産

さすが直売所、お買い得の蟹もいっぱいありましたが旅の続きがあるので泣く泣くあきらめて、冷凍のこっぺ蟹(メス)や鰆の西京漬けなどを買って自宅に送りました。

丹後間人「平七水産(株)」 - 幻の間人(たいざ)がに全国発送 間人かにのことなら当店で
京都府 丹後間人より究極、幻、そんな言葉で形容される間人かに(間人カニ)を産地直送!創業100年の熟練の技と経験による徹底した品質管理、カニのことなら「かにの平七」

届いたもののご報告はこちらです。

蟹まつり
...

海軍グッズ

スーパーマーケット

恒例の地元系スーパーマーケット巡りです。今回は三ツ丸ストアフレッシュバザールに行ってきました。

おまけ

帰りは綺麗な富士山に会えました。バイバーイ。

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