新潟に行ったとき訪れた新潟市立美術館でやっていた企画展に、度肝を抜かれたというご報告です。
その名も「路傍」??? なんか段ボールに手書きの看板です。いきなり目が点に、、

なんじゃこりゃと見ていくと、なにかと案内がなにかと手書きなのでした。企画した学芸員の藤井素彦さんの手によるものだそうです。
元教師(無名)の絵画、街にあるセメント彫刻のモニュメント、手書きの映画館ポスター、新潟地震後の児童の絵、地下駐車場の壁画、サービスエリアの案内をたったひとりの方が30年以上手書きしてきたポスター、ぶっ飛んだミニコミ誌、食堂の手書きメニュー、、、、無名の人がいたって真面目に普通の仕事をした結果、すごい作品になっている、というものばかりが展示されていました。
着眼点がすごいし、それらも相当量がと収集されていて、めちゃくちゃおもしろい企画展でした。藤井さん天才!
図録にもびっくり
A4に印刷されていますが、閉じられていないのです。必要でしたらどうぞ、と閉じ具が置いてあります。なんという型破りな!笑 かろうじて閉じ具をとおす穴が空いていたのはありがたいと思うべきでしょう!笑


一部ご紹介
ミニコミ誌「車掌」
ミニコミ誌、いまはZINEと呼んだりしますね。でもこちらはミニコミ誌といったほうがしっくりきます。これは実際手にとってじっくり読まないとすごさがわからなそうですが、ただごとではない雰囲気、熱量のミニコミ誌でした。南伸坊さんのイラストが表紙の号があったのにもびっくり、最新号はもはや雑誌の型ですらなく、なんとカルタでした。
にいがた銭湯展(図録より)
こちらはお笑いのジャックポットさんがゲストキュレーターでした。にいがた銭湯大使なんだそうです。

松田ペットの看板
こちらはは知る人ぞ知る、ペットショップの手書きの看板です。こちらはゲストキュレーターの新稲ずなさんによるもの。
グッズ展開もされていて、同僚が新潟のお土産といってクッキーを買ってきてくれたことがあったのを思い出しました!
松田ペットの歴史や画家の紹介、そして看板の数々が展示されています。たくさんの犬や猫の目に見つめられてなんとも言えない気分になりました。

食堂メニュー(図録より)
手作り感あふれるメニュー看板がたまらなく良いです。

サービスエリアの手書きポスター(図録より)
小学校、中学校でよく作らされた手書きポスターですが、それを大人になって書く機会はあるでしょうか? 越後川口サービスエリアの職員さんが、近隣のイベント情報を手書きしたものがぎっしりと展示されていました。
デザインを専門に学んだわけでない、普通の職員さんが自己流で手書きし続けて30年余りなのだそうです。あたたかみがあり、美しいです。

まとめ
私がごちゃごちゃ語るより、新潟日報の記事が素晴らしかったのでリンクを貼ります。



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