新大久保にある管楽器専門店DACは、おそらく日本全国の吹奏楽部生徒諸君の聖地なのではないでしょうか?! 高校生の時に読んでいた吹奏楽専門誌「バンドピープル」(「バンドジャーナル」のほうがメジャーでしたが私はピープル派でした。笑)にも広告がいつも入っていたことをよく覚えています。ただ、私もトロンボーン吹きの端くれですが、去年まで一度も行ったことがありませんでした。
DACデビュー
去年、トロンボーンのマウスピースを新調する気になり、トロンボーン仲間に連れて行ってもらいました。
ガチ中華な雰囲気の小道をしばらく行くと、DACのビルが見えてきます。楽器屋さんというより、専門学校みたいで、ちょっと昭和レトロな雰囲気のある建物です。自社ビル。
階段を上ってお店に入ると、おおー、ショーケースに入ったブラス各種がお出迎えです。いきなり、マウスピースコーナーがずらり。金管奏者には心躍ります。木管はひとつ上のフロアだそう。
うーん、さすが聖地DAC。ガチな空気が! ヤマハや島村楽器みたいに冷やかしで来るところではなさそうです。いえ、まだお店に慣れていなくて勝手にそう感じているだけです。笑 弦楽器屋さんだって慣れないうちはドキドキですもん。いえ、慣れても緊張しますけど。笑
スペースDo
スペースDoは、そんなDACの地下にある演奏ホールです。初めて行きました。
地下に降りる階段には、たくさんの演奏会フライヤーがぎっしりと貼られていました。プロや音大の団体から、いろいろな吹奏楽団のものまで、さまざまです。裾野の広さを感じます。
今岡周太郎さんのバストロンボーン
今岡さんは今年国立音大を卒業したバストロンボーン奏者です。

バストロンボーンのリサイタルに行ったのは初めてです。(いや、トロンボーンのリサイタル自体、行ったことないかも)
バストロンボーンのために書かれた曲は当然ながら少ないので、他の楽器の曲をアレンジすることが多いのだそう。今回はファゴット、ホルン、チェロの曲がありましたが、それらは速いパッセージも多いので本来トロンボーンでは難しいです。それをさらさらっと演奏していて素敵でした。
バストロンボーン奏者といいながら、ハイトーンも軽々出て、もちろん超低音もお手のもの、やっぱりすごい!

ブルーベックのバストロンボーン協奏曲では、最後客席に背中を向け、ピアノの弦に向かって演奏するのでびっくりしました。作曲家は弦と共鳴効果を狙ったのでしょうか?
シュナイダーのバストロンボーン協奏曲は、去年も聴いたのでした。

そのときは、バイオリン、コントラバス、ピアノ、マリンバ、パーカッションの編成でしたが、今回はバイオリン、コントラバス、ピアノのみでした。これまた見事なものでした。
とても響きのよいホールでした。バイオリンとコントラバスはマイクが付いているかと思ったほどです。
珍しい演奏、楽しかったです。ここ数日、今度参加する椎名林檎コピーバンドライブのホーンセクション耳コピをしていて煮詰まっていたので、すがすがしいトロンボーンの音色に心洗われました。


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